現在放送中、2025年NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。
蔦屋重三郎役の横浜流星さんや、田沼意次役の渡辺謙さんなど、豪華なキャストが出演されており、それぞれのキャラクターが個性豊かでとても注目されています。
2025年9月7日には第34回「ありがた山とかたじけ茄子(なすび)」が放送されましたが、実はオープニングの映像が変わっていたことに気がつきましたか?
過去にもオープニングの映像が変わったことがあり、今回で3バージョン目です。
そこで本記事では、これまでのオープニング映像の変化についてご紹介します。
【べらぼう】オープニング映像いつ変わった?
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」のタイトルバックは、主人公である蔦屋重三郎の生涯や、彼が生きた江戸時代の文化を象徴する要素が盛り込まれた映像です。
江戸時代の出版物と写真をコラージュしたような映像で、毎週見ていても飽きることがありません。
オープニング①:第1回~第16回

第一章では、物語の始まりを感じる朝焼けのような朱色がメインのオープニング映像でした。
蔦屋重三郎(横浜流星さん)の吉原での奮闘ぶりと、本の世界へどんどん入り込む様子が表現されていましたね。
大河「べらぼう」タイトルバックに込められた意味と制作秘話
— モデルプレス (@modelpress) February 15, 2025
▼深川貴志ディレクターインタビュー後編https://t.co/kY3NtFYgVL
毎回1シーンが浮世絵となる仕掛けで始まるタイトルバックは絵と実写を組み合わせたコラージュを多用した印象的なものとなっている。#横浜流星 #大河べらぼう pic.twitter.com/Ab19Z0lfKe
江戸の街並みや文化が今も感じられることを視覚的に表現するため、コラージュという手法を選んだそうです。
美しい映像に見入ってしまいますよね。
オープニング②:第17回~第33回

第二章では、オープニング映像が清々しいブルーをメインにしたものに変わりました。
吉原から日本橋に進出した蔦屋重三郎が、黄表紙や狂歌を扱う本屋へと変わっていく様子が表現されていましたね。
耕書堂の主となった蔦重が、平賀源内に言われた「書をもって世を耕す」ことに奮闘する姿が印象的でした。
オープニング映像でも、凛々しくなった蔦重が日本橋を歩き出す様子が表現されていましたね。
オープニング③:第34回~

第三章では、夕焼けのような色合いのタイトルバックへと変更されました。
オープニング映像では、寛政の改革によって危機がせまる状況をどう蔦重が切り抜けていくかという様子が表現されています。
フルサイズの映像では、最後にビル群が見えて、蔦重の世界が現代まで続いているように感じました。
オープニング映像を制作されたクリエイターのTAKCOMさんは「江戸時代と現代が地続きであることを感じられるようにしたい」という思いを表現されたとのこと。
見事に表現されたオープニング映像になっているのではないでしょうか。
【べらぼう】オープニング映像の3バージョンを見比べ!
3バージョンを一緒に見てみると、細かい違いにも気づくことができて、面白いですよね。
オープニング映像を一つずつゆっくり確認したい方は、こちらからどうぞ。
蔦重の成長も感じることができ、これからのドラマも益々楽しみになりました。
みなさんは、どのオープニングが気に入りましたか?
まとめ
2025年NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」も残すところあと3ヶ月となりました。
歌麿の快進撃、写楽に関する展開、そして松平定信の改革とのあれやこれなど、今後の展開も楽しみですね。
新しくなったオープニング映像とあわせて、残りのドラマもしっかりと楽しみましょう。